カテーテル詰まり

尿バッグを、大きなバッグからレッグバッグに付け替えるとき、カテーテルの詰まりに気付く。
普通であれば、バッグを床に置くと、チューブに入っていた尿は、バッグのほうへ流れていくはず。
しかし流れない。

閉じた管の中の流体だから、重力で落ちるのではなく、気圧差で流れる。
落ちていかないのは、上のほうが詰まっている証拠。
ストローで、上を指で押さえると水が落ちていかないのと同じ。

ちょっと前まで問題なく流れていたはずだが、先ほど便を出したときに、血の塊でも流れてきて、詰まったか。

看護師さんに言われていた「ミルキング」を試みるが、流れない。
やり方が悪いのかと、ネットで調べる。
ダメだったら、U病院へ行って、通してもらわないといけない。

ミルキングとは、カテーテルを指でもみ、カテーテル壁について固まっている不純物を流すこと、と思っていた。
しかし、ネットで調べると、カテーテルをつまんで放すことにより、負圧をつくって吸い出すことのようだ。
参考にしたのは「看護のお仕事 ハテナース」

そのとおりにやると、あっ、流れだした。
安心。