尿道カテーテル留置の意味

U病院に電話で、来週の診察のキャンセル。
来週は、尿道カテーテルの交換の日だったが、手術を済ませたいま、もうその必要はない。 

尿道カテーテル留置の意味を振り返る。
日本泌尿器科学会編集の「男性下部尿路症状・前立腺肥大症 診療ガイドライン」によると、
尿道留置カテーテルの推奨グレードはC1。(Cは「行うよう勧めるだけの根拠が明確でない」で、そのうちC1は「行ってもよい」)

尿道留置カテーテルの長期留置は積極的に推奨される治療とはいいがたい。急性尿閉への応急処置,慢性尿閉による腎機能低下や水腎症に対する一時的な処置,排尿筋低活動による排尿困難,高齢,寝たきり,合併症などのために他の治療が困難な患者に使用される。」と書かれている。

わたしの場合は、「慢性尿閉による腎機能低下や水腎症に対する一時的な処置」だったのだろうか。
そうなら、最初に留置した際に、手術を勧めてくれればよかったのではないか。 

カテーテル交換のタイミングでMRIを撮ってから、前立腺の大きさからしカテーテル挿入も簡単ではないからと、手術を勧められたようであった。
カテーテル留置を続けて、手術を回避できる可能性があるということだったのか。