ワクチン打つ?打たない?(2)

新型コロナウィルス感染症のワクチンだが、日本での有効性の判断にちょっと疑問。

ワクチンの有効性が95%ということは、発症率が20分の1になるということ。

 

米国での感染率(100万人当たりの感染者)は74,711人。(昨日時点)

一方、日本での感染率は2,648人。米国の28分の1。

ということは、米国でワクチンが効いたとして、日本と同じぐらいの状況になるということだ。(感染と発症は違いますが、単純に、感染率と発症率が比例するとして)

逆に言えば、米国の状況からすれば、日本の状況は、すでにワクチンが効果を発揮しているのと同じ状況ということになる。

 

日本でワクチン接種を進めて、いまの状況からさらに発症率を20分の1にすることができるのか。

ファクターXが何なのかは不明のようだが、もし、マスクや手洗い、大声で話さないなど、そもそも感染する確率が低いのなら、その少ない感染に対してワクチンが効くので効果はあるだろう。

逆にBCG接種とかすでに何らかの免疫力によって感染者が少なくなっているのであれば、それをワクチンでさらに少なくできるというのは、ちょっと虫が良すぎるのではないかな。