カテーテル抜去と自己排尿

手術後3日目。

この日の出来事サマリ。
尿道カテーテルの抜去
・しばらくぶりの自己排尿
・軽量カップでの尿量の測定開始
・退院日の決定

朝の回診で尿道カテーテルを抜く。回診はR医師と、N医師が二人で来る。
N医師が抜いてくれた。痛いのかなと構えていたら、するっと抜けた。
先っぽを紙ガーゼで抑えると、少し出血があった。
それ以外、痛みなし。
紙パンツをもらう。

U病院でカテーテルを交換した時には、抜去時にもっと抵抗があった。
やはり前立腺での閉塞がなくなったせいか。
後で調べたら、U病院で留置されていたカテーテルは、挿入しやすさのためか、オールシリコンで少しコシがあるもの。(透明であり、4週間はもつ)
この手術後に留置されていたカテーテルは、シリコンコーティングで柔らかい。(ラバー色で、2、3日もつ)

カテーテル抜去後、2時間ぐらい経過。初めての自己排尿は少し怖かった。
5月8日にカテーテルを留置されてから、約6週間、自分で尿を出していない。
尿を出すとはどういう行為か、忘れかけていた。

スイッチを外す、という感覚で、尿が出た。
計量カップに出す。これから退院まで、尿の量を測定する。
ではじめ、少し痛いが、尿道には痛みなし。
血尿が出るが、思ったほど赤くない。よかった。
看護師が残尿量を測る。ゼロではないが問題ない量とのこと。 

午後、2回目の排尿。
呼ぶようにと言われていたのでナースコール。
看護師が残尿量を測る。少し多い。 

午後の回診時に、R医師にそのことを話すと、
前立腺肥大で狭くなった尿道を無理して尿を出すため、膀胱が疲れて伸びているから、溜まっているのかもしれないとのこと。気にすることはないようだ。
土曜、日曜と様子を見て、問題なければ月曜日に退院、ということになった。

体からの管がすべて外れた状態でシャワー。気持ちがいい。
一日目の尿量は、11時から23時まで、排尿9回、2020ccだった。
痛みもなく、尿の色も落ち着いてきている。

 

0621.JPG