スケルトンリフォームの工程と期間:振り返ると長かった

振り返ってみると、このスケルトンリフォームの工程と期間は、だいたい次のようでした。(結構長くかかった)

【リフォームを何となく考えている時期:期間?】
このマンションに住み続けて20余年。築30年になるし、自分たちも還暦、定年を迎えるし、高齢に備えてどこかに住み替えようか、別のマンションを買ってリフォームしようか、…と迷っていた期間。

【企画:期間 約3週間】
あるリフォーム業者さんのセミナーに出てから、スケルトンリフォームを決断するまでの期間。
自宅近くのホテルで開催されたリフォームセミナーに出てみた。「そういうこともできるのか」と新たにわかったこともあり。スケルトンリフォームの障壁と思っていた仮住まいも用意してもらえるということ。
SEさんに自宅の間取りを見てもらい、デザイナーの課題指摘+改善提案を持ってきてもらった。
また、近くでスケルトンリフォーム施工中の部屋を見学に行った。 
デザイナーの提案図をスキャンして、自分でいろいろいじってみて、こういう部屋にできるんだとわかり、スケルトンリフォームを決断。

 【要件定義:期間 約5週間】
どんな部屋にしたいか、どんな生活をしたいか、という要件を、デザイナーの提案図(をいじったもの)をもとに、リフォーム業者のSEさんに伝える期間。
リフォーム業者さんのショウルーム、パナソニックやトクラスのショールームに行って、イメージを固める。
この期間で、全体をワンルームとした間取や、R壁の採用などのこだわり部分を決める。
SEさんとの打ち合わせ3回+ショウルームの付き添い2回。

【設計1:期間 約5週間】 
リフォーム業者さんに、こちらの要件を図面におとしてもらい、契約に至るまでの期間。
キッチンはショウルームで確認し、パナソニックのものとすることを決める。
SEさんとの打ち合わせ4回+ショウルームの付き添い1回

【設計2:期間 約8週間】
正式にスケルトンリフォームの契約をしてから、建材、壁紙、照明など細かな設計をする期間。
SEさんとの打ち合わせ 1回+ショウルームの付き添い3回。
建材はパナソニックを中心に採用。浴室とトイレの設備はTOTOにした。

【移行設計:期間 約6週間】 
現状からリフォーム後へどのように移行するかの設計をし、施工開始までの期間。
いま持っているものののうち、何を捨て、何をもっていくか。 何を新しく買うか。
不用品はどう処分するか。引っ越しはどうするか、など。
リフォーム業者さんの系列業者にすべて頼むということで、コスト的にも、手間的にもうまくいった。

【施工:期間 約11週間】
施工開始から完了まで。
この間、毎週土曜日に現地で1時間程度、リフォーム業者さん(SEさん、棟梁、大工さん)と打ち合わせ。細かなことを決めていく。
リフォームは、新築とは違い、現状に左右されることが多い。
しっかり細かなところまでチェック。設計どおりにできているか。リフォーム業者が(こちらの意向を確認せずに)安易なやり方を選んでいないか。

以上、約38週間で完了。
だがこの後、実際に住んでみてわかった不具合を調整する。